お見合いの後、交際を希望しない場合の「お断り」は、誰にとっても気が重いものです。「相手を傷つけたくない」「せっかく時間を作ってもらったのに申し訳ない」と悩み、連絡が遅れてしまう方も少なくありません。
しかし、婚活のプロとして最初にお伝えしたいのは、「お断りは、お互いの幸せな未来のための前向きな決断である」ということです。
この記事では、結婚相談所の現場で実際に使われている、相手を不快にさせず、かつ担当カウンセラーからの信頼も高める「お断りメールの例文」をご紹介します。円満に次へ進むための連絡術として、ぜひご活用ください。
【コピペOK】お見合いお断りメール例文集(担当カウンセラー連絡用)
- 結婚相談所では「お断りは担当者経由」が鉄則(直接連絡はNG)
- シンプルかつ丁寧な感謝の言葉を入れるのがマナー
- コピペで使える状況別の例文で、連絡の負担を軽減できる
まず大前提として、一般的な結婚相談所ではお見合い相手への直接の連絡はルール違反となります。お断りの連絡は、必ずあなたの担当カウンセラー(仲人)宛てに送りましょう。
以下に、担当者へ送るためのメール例文を用意しました。状況に合わせて適宜アレンジしてご使用ください。
基本の定型文:感謝と辞退をシンプルに伝える
特段の不満はないものの、「結婚相手としては違う」と感じた場合に使える、最も汎用性の高い基本パターンです。
件名:本日のお見合いのご報告(氏名)
〇〇(担当者名)様
いつも大変お世話になっております。
会員の(あなたの氏名)です。
本日は、〇〇様とのお見合いの機会をいただき、ありがとうございました。
〇〇様はとても丁寧でお話ししやすい方でしたが、結婚相手としてのイメージが湧かず、ご縁を感じることができませんでした。
大変恐縮ですが、この度は辞退させていただきたく存じます。
貴重なお時間を調整していただいたにも関わらず、良いお返事ができず申し訳ありません。
引き続き、よろしくお願いいたします。
理由別アレンジ:フィーリング・会話のテンポが合わなかった場合
「会話が弾まなかった」「沈黙が気まずかった」という場合は、「フィーリング」や「価値観」という言葉を使うと角が立ちません。
(前略)
実際にお会いしてお話ししてみましたが、会話のテンポやフィーリングが合わず、将来のパートナーとして過ごす姿を想像することができませんでした。
お人柄は誠実な方とお見受けしましたが、今回は交際を見送らせていただきたく存じます。
(後略)
理由別アレンジ:写真と印象が違った・条件の不一致
写真とのギャップや、会話の中で発覚した条件の不一致(タバコ、同居、転勤など)が理由の場合です。担当者へのフィードバックも兼ねて、やんわりと理由を添えましょう。
(前略)
プロフィールのお写真とは少し印象が異なり、私が求めている雰囲気の方とは違うと感じました。
また、お話しする中で(転勤/喫煙/宗教観など)についてのお考えが私の希望とは異なっておりましたため、今回はお断りさせていただければと思います。
(後略)
理由別アレンジ:他の方との交際を進めたい場合
複数の方とお見合いや仮交際をしている場合、他の方を優先したいというケースもあります。その際は、正直に「他の方とのご縁」を理由にして問題ありません。
(前略)
〇〇様は素晴らしい方でしたが、現在仮交際(または並行してお見合い)を進めている他の方とのご縁を大切にしたいと考え、今回は辞退させていただきたく存じます。
中途半端な気持ちでお付き合いへ進むことは、〇〇様に対しても失礼になると判断いたしました。
(後略)
相手を傷つけない「お断り理由」の伝え方・言い換え術
- 具体的な容姿や年収への「ダメ出し」はマナー違反
- ネガティブな理由は「抽象的な表現」に変換して伝える
- 担当者が相手相談所へ伝えやすい言葉を選ぶのが配慮
担当者に伝えるお断り理由は、最終的に担当者がオブラートに包んで相手方の相談所へ伝えます。しかし、担当者へのメールであっても、あまりに辛辣なダメ出しを書くのは得策ではありません。
あなたの人間性を疑われないためにも、スマートな「言い換え」を身につけましょう。
具体的な「ダメ出し」はNG!抽象的な表現がマナー
「太っていた」「服がダサかった」「年収の割にケチそうだった」といった具体的な指摘は、たとえ事実であっても避けるべきです。これらがそのまま相手に伝わることはありませんが、担当者が受け取るあなたの印象が悪くなってしまいます。
基本的には「価値観の違い」「ご縁がなかった」「フィーリングが合わなかった」という、誰のせいでもない抽象的な言葉を使うのが大人のマナーです。
【対照表】ネガティブな理由をオブラートに包む言い換え一覧
心の中で思った「本音」を、角が立たない「建前」に変換する対照表を作成しました。メール作成時の参考にしてください。
- 見た目がタイプじゃない
→「写真の印象と少し異なりました」「好みや雰囲気が合いませんでした」 - 話がつまらない・盛り上がらない
→「会話のテンポが合いませんでした」「共通の話題が見つけられませんでした」 - マナーが悪い・清潔感がない
→「生理的に難しい部分がありました」「価値観や感覚のズレを感じました」 - 自分の話ばかりする
→「コミュニケーションの取り方が私とは異なると感じました」 - 上から目線・偉そう
→「威圧感を感じてしまい、リラックスしてお話しできませんでした」
「良い人だけど違う」を伝える際のクッション言葉
「相手に非はないけれど、異性として見られない」という場合が最も悩みます。その際は、まず相手の良い点を認めるクッション言葉を挟みましょう。
「とても真面目で誠実な方だとは思ったのですが…」「お仕事に対する熱意は素晴らしいと感じたのですが…」と前置きすることで、「相手を否定しているわけではない」というニュアンスが伝わり、冷たい印象を与えずに済みます。
その断り方で大丈夫?相談所での「あなたの評価」を上げる連絡マナー
- 「即日連絡」は相手の時間を奪わない最大の誠意
- 断る理由と一緒に「次の希望」を伝えると婚活が好転する
- 誠実な対応をする会員には、担当者も良縁を紹介したくなる
お断りの連絡一つで、担当カウンセラーからのあなたの評価は大きく変わります。「この会員さんは応援したい」と思われるか、「手のかかる会員さん」と思われるか。それは今後の紹介の質にも直結します。
「3日悩む」より「即日連絡」が信頼される理由
お断りする場合、最も重要なのはスピードです。「悪いから…」と悩んで数日放置するのが、相手にとって一番失礼な行為です。相手はその間、他のお見合いを入れるべきか、あなたからの返事を待つべきか宙ぶらりんの状態になります。
お見合いが終わったその日、遅くとも翌日の午前中には連絡を入れましょう。「即決できる決断力」と「相手の時間を奪わない配慮」は、担当者から高く評価されます。
断る時こそ「次の希望条件」を伝えるチャンス
ただ「NO」と伝えるだけではもったいないです。お断りの連絡は、あなたの理想を再定義するチャンスでもあります。
「今回は会話のキャッチボールが少なかったので、次はお互いに話し合える関係性を築ける方とお会いしたいです」
このように、「なぜダメだったか」だけでなく「次はどういう人がいいか」をセットで伝えましょう。担当者があなたの好みをより深く理解でき、次回紹介のマッチング精度が向上します。
お相手への誠意が、優良な紹介を引き寄せる
結婚相談所の担当者も人間です。お断りの際にも「お時間を割いていただいたお相手への感謝」を忘れず、丁寧な対応をする会員には、「なんとかして良いご縁を結んであげたい」と情熱を注ぎたくなるものです。
逆に、雑な断り方や文句ばかりを言う会員には、自信を持って良いお相手を紹介しづらくなります。見えないところでの誠実さが、結果として良縁を引き寄せるのです。
お見合いを断る「罪悪感」から自由になるメンタルケア
- 「お断り」は相手に新しいチャンスを与える親切な行為
- 相性の不一致は誰の責任でもない「パズルの形」の違い
- 断ることに疲れたら、一度「婚活の軸」を整理しよう
真面目で優しい方ほど、お断りすることに強いストレスを感じてしまいます。しかし、婚活において「お断り」は避けて通れないプロセスです。心を軽くするための考え方をお伝えします。
「お断り」はお互いの未来のための親切な行為
気乗りしない相手と無理に交際を進めることは、相手の貴重な婚活期間を奪うことになります。早めにお断りすることは、相手が運命の人と出会うための時間を返してあげる「親切」だと捉えてください。
お互いに「違う」とわかった時点で別の道を行くのが、結婚相談所における誠意ある対応です。
相性が合わないことは、誰の責任でもない
お見合いでうまくいかないのは、あなたや相手の性格が悪いからではありません。単に「パズルのピースの形が合わなかっただけ」です。
素晴らしい人格者同士でも、結婚相手として合うとは限りません。「自分はダメだ」「相手に悪い」と自分を責める必要は全くないのです。ご縁がなかった、ただそれだけのことと割り切りましょう。
断ることに疲れたら見直すべき「婚活の軸」
もし、「毎回断ってばかりで辛い」「誰と会ってもピンとこない」と疲弊しているなら、それは「どんな結婚生活を送りたいか」という軸がブレているサインかもしれません。
条件だけで選んでお見合いをし、会ってから減点方式でジャッジしていませんか? 一度立ち止まり、自分が本当に求めているパートナー像をプロと一緒に整理する時間が必要かもしれません。
断ることは、より良い未来への第一歩です。罪悪感を持たず、堂々と次の出会いに進んでいきましょう。
「断ってばかりで辛い」「自分に合う人がわからない」と一人で悩んでいませんか?
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