交際でお相手に確認すること&話しておくことは?
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交際でお相手に確認すること&話しておくことは?

結婚相談所の仲介のもとで行われる交際は、すぐ目の前に結婚がせまっているお付き合いになるため、確認しておく事項がいくつかあります。

それでは、どのような内容をお相手に話しておくべきなのか、詳細を解説していきます。

交際で確認すること

交際期間中、お相手に確認しておくことはどのようなことがあるのでしょうか?

大事なのは、以下の5つの価値観だと思います。

①健康
②時間
③お金
④人間関係
⑤マインド(勉強・向上心・努力)

上記のことを中心に確認すると、漏れなく必要なことを質問できると思います。

①健康

①健康

既往歴などがあれば、履歴書に記載していると思いますので、問題ありません。

ここで言う健康とは、健康に関する習慣や考え方。いわゆる価値観についてです。

・食事は偏食ではないか?(好き嫌いが激しくないか?)

20代〜40代という若さだと、多少の偏食があっても肉体的に変調をきたすことは少ないでしょう。

しかし、50代以降に若い頃の偏食が健康診断などの異常値となって現れてきます。
食は健康に直接通じるため、非常に重要。

好き嫌いや、食べる量が多すぎないか、糖質や脂質を摂りすぎていないかなど「好きな食べ物」「習慣的な食べ物」を聞いておくと良いでしょう。

また、ご両親の食生活がご本人へ後天的に影響を与えることはよくあります。
親の食べ物の好き嫌いや、よく提供された料理についても話題にすると良いと思います。

・運動習慣

日頃の運動習慣の有無は、年齢を経る毎に確実に体にフィードバックされていきますから非常に重要です。

筋トレ、ウォーキング、ランニング、ヨガ、水泳、自転車など、とにかく体を動かし汗を流すことが健康につながります。

また運動習慣は各種ホルモンの分泌が活発になり、見た目や体内部の若さを保つのに必要だと言われています。

②時間

②時間

時間の使い方は、その人の価値観が一番表現される事のひとつだと言っても良いでしょう。

時間の価値感がお互いに合わないと、日常的にストレスを感じますし、長く続く結婚生活が破綻するリスクも考えられます。

・家事育児

今の時代、家事は男女公平に分担するケースが多いと思います。
男女共働きの世帯は全体の約6割となり、専業主婦の割合は3割です。

今の時代に「専業主婦家庭」を目指す大きな難易度(東洋経済オンライン)

共働きの場合は、それぞれの年収の高低を問わず、家事は分担することが当然となるでしょう。

さらに、子供を授かることができた場合は喜ばしい反面、「育児」という時間の負担が一気に増加するため日常生活に大きなインパクトを与えます。

特に男性親が専業主婦やその状態に近いの場合です。
親の背中を見て育っているため「家事育児」は女性が負担するもの、という無意識の刷り込みが行われている可能性があり、価値観の衝突リスクがあります。

例えが適切ではないかもしれませんが、育児は会社で突然発生した「新規プロジェクト」のようなもの。

お互いがフルコミットで協力しないと、すぐにワンオペ育児(責任を追うのはどちらか一人のみで、背負わされた方はストレスが高騰)に陥りがちです。

・仕事

年収が1,000万円以上の場合、仕事が忙しく家事育児時間の確保が難しいケースもあるため、結婚前にしっかりと話し合っておく必要がありそうです。

 仕事にどのぐらい時間を割くのか?
 仕事の付き合いに時間がどのぐらい必要なのか?
 休日は土日なのか、平日なのか?
 育児休暇制度の有無は?

仕事を理由にお互い、家事や育児をお相手に任せっきりにしないよう注意が必要です。

・趣味

趣味や習い事を行っている方は子育てがある場合、一旦お休みできるのかスローダウン可能なのか、自分に問いかけてみて下さい。

また、協力しあって継続していく、という選択肢もあります。

・お休みの日

仕事のオフタイムはふたりとも疲れを癒やしたい、と感じていることでしょう。もちろん、子供がいれば疲れなどは関係なしに子育てが最優先になります。

子供がいない期間は、一緒に過ごすことを重視するのか、それぞれ好きなことをするのか。
話し合っておくと、「こんなはずではなかった」という価値観のズレを回避できるはずです。

③お金

その人の金銭感覚は生まれ育った環境で形成され、お金についての価値観の差異は、最もトラブルに発展しやすいと言っても良いかもしれません。

・何にお金を使って、何を抑えるのか? 
・優先すべき出金は何か?
・将来の備えをどのように考えているのか?

ご入会時には、預貯金の金額もお伺い致します。
年齢や暮らし方にもよりますが、年収額に見合ってない預貯金額の場合(例:年収の割に預貯金が低いなど)、使途を教えていただきます。

明確なものに充てたのなら問題はないのですが、限りない欲望のままになんとなく失くなってしまっている場合は、新たに対策が必要です。

使うべきものと抑えるべきところ等、普段からどのようにお金を使っているのか、デリケートな話題ではありますが、交際時にしっかりと観察しつつお金の使い方についての話も少しずつしておくほうが良いでしょう。

男性は将来の年収を過大評価して、今ある現金を使ってしまう傾向にあります。
また、女性は将来を不安視して節約に努め、貯蓄を行う傾向にあると思います。

貯蓄を優先しすぎて、節約をゴリゴリにやりすぎると男性は窮屈さやストレスを感じるかもしれません。

さらに、お金を一緒に管理するのか別々に管理するのか。

昔は結婚したらお財布は一緒、とよく言われてましたが、最近は分担し合ってそれぞれに管理している夫婦が増えてきています。
既にローンや借り入れがある場合、必ず事前に詳細を伝えてください。

お金の価値観は人によってさまざまですので成婚意思が確定する前に、ある程度は金銭感覚のズレがないか擦り合わせをしたいものです。

言いにくいこと、聞きにくいことでも逃げずに、お互いの預貯金や収入のこと、どんな風にお金を管理していくのか、しっかりと話し合ってください。

④人間関係

人間関係は、その人物像を推し量る上でとても参考となります。

仕事関係、友人、知人などの話を聞いてみるのも良いでしょう。
周りの人を大切にしているか、どんな態度で接しているかをチェックしてみてください。

また、交際中に最もNGなのは、男性が店員さんや第三者に上から目線であったり、横柄な態度をとることです。

それを目にした交際相手は一気に冷めてしまいますので、くれぐれもご注意ください。

⑤マインド(勉強・向上心・努力)

人は成功や失敗など、結果だけを見て判断しがちです。高学歴や高収入など成功している部分にだけ目を向けすぎて過大評価してしまわないよう、そのプロセスを考えてみることも大事です。

勉強や向上心、努力は、その人の将来への投資とも言えるため、人格や収入となって後から実る可能性もあります。

また前を向いて目標へ向かい、積極的に努力している姿勢はお互いに良い刺激となりますし、子供にも良い影響を与えるはずです。

・モチベーションを向上し維持する力
・何事に対しても当事者意識を持つこと
・困難にもめげずに立ち向かっていくチャレンジ精神

仕事に対しても、人に対しても前向きな姿勢がとても重要です。

勉強については読書が全てでは有りませんが、本を読まないよりも読んでいる人のほうが語彙力が多く表現も豊かなため、良いと思います。

交際で確認することに関するまとめ

このページで述べてきたように、交際期間はコミュニケーションをしっかりと行い、結婚へ向けてお互いに確認すべきことが沢山あります。

自然恋愛のように、デートを楽しんで時間を消費するだけでは、勿体ない。

かといって、焦って短期間で全てを確認しようとすると、事務的で冷たくなりがちです。
ゆっくりとお互いに興味あることを質問して距離を近くして行くことで、信頼と同時に将来への本気度も高まっていくはずです。

繰り返しになりますが、少しでも悩んだり不安になったときは、すぐに仲人へ相談して下さい。

一人で悩んでいても、解決する可能性は低いと思います。

当会は過去3,000組をご縁組してきた、プロ仲人です。色々なパターンや会員様を見てきたからこそ、リアルタイムに適切なアドバイスが可能です。

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